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(*´∀`)ノシ

【朝日新聞】『悪魔の飽食』で有名な731部隊の石井四郎中将、戦後の素顔は親切なお医者さん ⇒「罪滅ぼしのつもりか?」[06/12]

■731部隊長、郷里で無料診察 戦後「罪滅ぼし」の表れ? 千葉・芝山

旧満州(現中国東北部)で中国人捕虜に人体実験を繰り返した旧関東軍防疫給水部(731部隊)の部隊長、石井四郎元陸軍軍医中将が戦後、生家のあった千葉県芝山町を時々訪れ、無料で診察するなどしていたことが、同町の住民の証言や残された私信で明らかになった。石井元中将の戦後の足取りはよく分かっていなかったが、「蛮行に対する罪滅ぼしの意識の表れだったのでは」と指摘する研究者もいる。(藤方聡)

石井元中将は1892年、芝山町の前身の旧千代田村で生まれた。敗戦後、人体実験の記録を連合国軍総司令部に提出、戦犯の訴追を免れたとされる。その後は定職につかず、人目を避けて暮らしたとみられるが、芝山町に土地の管理で姿を現すこともあったという。

同町大里の鈴木泰三さん(80)によると、元中将は1957年、旧知の鈴木さんの祖父の治療で同町に滞在した。鈴木さんの子どもが熱や腹痛を訴えた際には、鈴木さんの依頼で診察。「盲腸だ。すぐに手術を」と、成田市の病院に紹介の電話をかけ車も手配してくれたという。手術成功を聞いた元中将は「子ども1人を助けた」とほっとした様子で、謝礼を受け取ろうとはしなかったという。

その翌年には、東京都新宿区の住所で元中将からはがきが届いた。「その後、○○君の胸の方はいかがですか」「たん、せき等はとまりましたか。ちょっとでも具合が悪かったら、軽いときに成田(の病院)に駆けつけて下さい」と続き、気遣いが表れている。

元同町職員の前田虎夫さん(68)は、50年ごろ母親がひざに痛みを覚え、元中将に診てもらったのを覚えている。前田さんの自宅で手術が行われたという。石井まささん(93)も、47年ごろ夫が足が痛くなり、生家にいた元中将に連絡したところ、すぐに駆けつけてくれたという。

石井さんは「部隊の実態は戦後しばらくは分からなかった。今は悪いことばかり言われているが、親切で気さくないい人だった」と振り返る。

石井元中将は59年に都内で死去したが、多くの部隊関係者や遺族は部隊や元中将への言及を避けてきた。晩年の記録などはほとんど残っておらず、元中将直筆のはがきは貴重な史料といえそうだ。

731部隊に詳しい松村高夫・慶応大名誉教授(社会史)は「石井の蛮行に対する免罪符にはならないが、罪滅ぼしの気持ちが出ているのでは。普通の人がある状況下に置かれると、非人間的行為をしてしまうことを示す例だ」と話している。

◆キーワード
<731部隊> 正式名は関東軍防疫給水部。1936年、旧満州・ハルビン郊外の平房に設けられ、ペストやコレラによる細菌兵器の開発、製造に従事、中国戦線では実際に細菌戦を行った。部隊の存在は秘匿され、中国人やロシア人捕虜を伝染病感染や凍傷などの人体実験に使い、多くの犠牲者が出た。石井元中将らは極東国際軍事裁判で訴追されず、部隊の実態は戦後も広くは伝わらなかったが、80年代に作家の森村誠一さんが「悪魔の飽食」を出版、その一端を明らかにした。

▽ソース:朝日新聞 2007年6月12日付 38面
(ソースhttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1181840038/-100

****************

>石井の蛮行に対する免罪符にはならないが、罪滅ぼしの気持ちが出ているのでは。

死者にも平気で鞭打つのは中国・韓国の特徴です。

以下、731部隊について。

http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-category-19.html
石井731部隊の真実

『悪魔の飽食』の欺瞞と虚構
第1に、内容に登場する人物はすべて匿名であり、

第2に、森村氏が引用する登場人物の“証言”が版を追うごとに異なっている。

第3に、事の真相に関し、「石井731部隊に関する資料を米国が回収し、公開していないため検証不能」とする弁明には状況的な無理がある。(旧満州国の検閲を実施した当事者は米国ではなく、旧ソ連であり中国であった)。

第4に、戦後に関係者から証言を引き出したとするハバロフスク裁判自体が、法学者によってその存在を否定されている。

第5に、この本は、日本共産党の機関紙・赤旗(日曜版)における連載から生まれ、日本共産党の協力のもとに出版された経緯を鑑みれば、“事実”よりプロパガンダの性格が強い。

第6に、筆者の遠縁と知人2名が(医学博士と法学者)が旧満州に渡航し、実際に石井731部隊を訪れている。くまなく現地を視察しているにもかかわらず、しかし、森村誠一氏が記述した如くの人体実験設備、そのためのマルタ(捕虜)収容所、毒ガス、細菌兵器に関する研究施設は存在していなかった。


『731部隊』訪問者の証言

 この続きとして、下記は、筆者が記憶鮮明な少年期に、生きて日本に帰還した遠縁者とその知人から幾度と無く聞いた話の概要である。
----------

 石井四郎氏と実際の現場担当者からも、そうした残忍な類の話は聞いていない。同部隊の存在と施設の役割と使命は、駐留軍隊と移住民のための防疫給水と伝染病の予防にあった。旧満州の水に関する衛生状態はきわめて深刻であり、井戸を掘って汲み置きした水であっても、度々襲来する窓わくに堆積するほどの黄砂が水を濁らせた。

 水は、かろうじて、やかんで沸騰させて飲用に用いたが、時間が経てば、やかんの底にはさまざまな不純物が沈殿するほど汚い水であった場合が多かった。このように、泥や砂が混合している現地の水では、そのまま生活上水道としての使用することは困難であった。

 今日のように精密なフィルターが無い時代であればこそ、水に混合している不純物(藻類や微生物、細菌)を除去する方法の研究は死活問題であった。ただし、石井部隊の建物には、予防データの作成と予防法の解明を前提とし、伝染病、疫病に感染した者を入院させ、軍医の指導のもとに、実習生が治療にあ
たる小規模の病院設備は施設内にあった。

 しかし、森村誠一氏が書いたような、残虐な人体実験の設備や、毒ガスや細菌兵器を研究した、かの如くの話はまったくの嘘、偽りであるといえる。実際に現場(石井部隊の施設)を見てきた我々が否定され、見もしない者がとうとうと“真実”であるかのように書き立てる。これほど残念なことはない。
(以上、証言)
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